子どもPJに参加したきっかけを教えてください
私は、今でもそうですが、二人の子どもを育てながら仕事をしていて、当時上の子供が小学生、下の子供が保育園で、私自身、子どもPJのターゲットであるお母さん世代でもあると言うこともあって、メンバーとして選出させていただきました。子どもプロジェクトが発足して1ヶ月くらい後のことでした。
私は入社してすぐの頃に参加させていただきました。子どもプロジェクトが発足して1年くらいの頃です。阿部さんに声をかけて頂いて、子供も好きでしたし、イベントに参加してみて、「面白そうだな」と思って参加させていただきました。
お二人の役割について教えてください
阿部 私は、この子どもプロジェクトがどのような活動をしていくか。どんな事をしたら、もっとい草のファンが増えるか、畳やい草を使って子供達に良い環境を提供できるか、などの全体の方向性を考えています。それを実現するために、地方の行政の方々や、企業様、山野井先生など子育ての専門家の方々に、ご協力をお願いしています。
黒木 私はワークショップなどのイベントの企画を行っています。い草を使ってこんな物を作ったらどうだろう?と言うのを考えてメンバーの皆さんに提案しています。ワークショップでは、うちわ作り、コースター、ペン立て、枕、リース、しめ縄などがあります。今まで数多くのイベントに参加させて頂いています。
子どもプロジェクトの活動内容を教えてください
黒木 い草を使ったワークショップでは、何かを作る。だけではなく、そこに学びだったり、遊ぶ場所だったり、親子との触れ合いと言った場所の提供を、九州を中心に行っています。最近では触れる機会の少なくなった「い草」に触れてもらうことで、その良さなどを記憶に残してもらって、楽しんでいただけたらと思います。
「学び」と言いますと?
黒木 い草の紙芝居や、クイズ、実験などを通じて、「考えてみる」。そう言う体験が「学び」だと思います。
阿部 子どもたちって、知らなかった事を知る事にすごく喜びを感じると思うんです。子ども達にとって、「わかった!」と言う経験は、すごく印象に残る事だと思います。学びながら、遊びながら、作る。この3つがセットになったワークショップは他にはあまりないと思います。
黒木 だからこそ、色んなイベントに参加させて頂いていると思います。
阿部 一番はワークショップに参加して頂いた方に、い草を好きになってもらう事です。そのための機会を作る、他の企業様のワークショップのイベントに参加させていただくための機会を作るのが、私の役目かなと思います。このワークショップを、より多くの子どもたちに体験して頂きたいと思っています。
黒木 阿部さんには、本当に大きな機会を作って頂いています。
阿部 でも、間違いなく、参加して頂いた方にはファンになって頂いている自信があるよね。
黒木 ですね!
やりがいを感じるときはどんな時ですか?
黒木 私はやっぱり、子どもたちの表情ですね。楽しんでいるなって言うのが、子どもたちの表情から実感できたときはこのプロジェクトに参加してよかったなって感じます。それが私たちのやりがいにもなっているので。
阿部 なってる、なってる。私は、子どもたちの笑顔もそうだけど、「そんなことするんだ!」って言う、思ってもみない物を作ってくる感じ笑 そう言う子どもの想像力を見るのがすごく楽しい。
黒木 確かに笑
阿部 笑 あと、一緒に参加して頂いている親御さんたちが、「そうだったんだ」「もっと早くに知っておけばよかった」と言う気づきを得てくれる感じ。それはワークショップはもちろん、行政とともに行なっている子育てセミナーにおいても感じるんですよね。そんな色んな活動を通じて、参加して頂いている方の反応を見ることができるのが一番のやりがいですね。